Kyoto Yakimono Week

わん碗ONE

京都の陶芸の伝統を守るために

古都の息吹が今も息づく京都は、千年の都として豊かな歴史と文化を育んできました。その中で、繊細で優美な京焼・清水焼は、暮らしを彩るだけでなく、人々の精神性をも映し出す芸術として大切に守り継がれてきました。しかしながら、日本各地に名だたる焼き物の産地が存在する中で、京都の陶芸が持つ奥深い歴史と卓越した技術は、時にその輝きを十分に伝えきれていない現状があります。

わん碗ONEについて

本展では、このかけがえのない京都の陶芸の伝統を未来へと繋ぐために、100名を超える京都在住の陶芸家が丹精込めて制作した茶碗を一堂に展示いたします。一碗一碗に込められた作家の想い、土の温もり、そして受け継がれてきた技法を通して、京都の陶芸が持つ比類なき魅力と、その歴史の重みを改めて感じていただければ幸いです。この催しが、これまで以上に京都の陶芸に関心を寄せていただき、その価値を再認識するきっかけとなることを願っています。

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わん碗ONEの期間は
京焼・清水焼を
堪能する

わん碗ONE展の期間中、京焼・清水焼の豊かな歴史と文化に浸ります。体験型ワークショップからお茶会、ギャラリートークまで、幅広いイベントを通して、京の陶芸家と地域社会を結びつけ、あらゆるレベルの方に魅力的な体験を提供します。

紅葉とともに味わう、
京焼・清水焼の美

五条坂・茶わん坂ネットワークは、京焼・清水焼の美しさを皆様にお届けするため、十余年にわたり活動を続けてまいりました。この秋、京都の伝統文化を称えるこの素敵な催しに、皆様お誘い合わせの上、ぜひお越しください。